中煎りなら コロンビアとブラジル どちらがおすすめ?

コーヒー豆毎のメモ

量も質も安定していて、とても廉価なコモディティコーヒー「コロンビア スプレモ」と「ブラジル サントスNo2」。
浅煎り~中煎りまでの話です。

結論:飲み方次第だけど自分的には・・・

ブラックで飲むならコロンビア、「砂糖やミルクを入れる」、「ラテにする」、等、何かと混ぜるのならブラジルがおすすめです。
条件を抜きにして、自分の好みで言えばコロンビアです。

それぞれの豆の印象とおすすめの理由を以下にメモします。

「コロンビア スプレモ」ってどんな感じ?

世界第三位のコーヒー生産国であるコロンビア。そのコロンビアの最高等級(コモディティコーヒーでの話です、ハイコモンやスペシャリティは別です)の比較的大粒な豆、精製方法はウォッシュドです。
麻袋や色々な絵にロバが出てくるのは、『農場が険しい山岳地帯にあって自動車が入れず、ロバを使って麻袋を運んだ』事からきているみたいです。

味の方はと言うと、酸味も苦味もあるけれど、どちらも優しい感じ

「ブラジル サントスNo2」ってどんな感じ?

世界第一位のコーヒー生産国であるブラジル。ブラジルのコーヒーが不作だと、コーヒー全体の価格が上昇すると言われるほど、生産量も多いようです。そんなブラジルのの最高等級(コモディティコーヒーでの話です、ハイコモンやスペシャリティは別です)の比較的大粒な豆です。精製方法はナチュラルとパルプドナチュラルです。


酸味はかなり弱く、苦味とコクが持ち味だけれど、味の主張は非常に控えめな感じ
粗めに挽いても酸味はほんのりと言う感じ。細目に挽けば苦味とコクはそれなりに出ますが、やはり控えめな感じです。

ブラジルの安い豆には注意が必要

ブラジルは平地の大農園が多く、収穫も機械で行う事が多いようです。また、精製方法はナチュラルとパルプドナチュラルです。
機械収穫なので、手摘みと違って熟した豆も十分に熟していない豆(未成熟豆)も一緒に収穫されてしまいます。しかも、精製時に水を使わないので、混入した未成熟豆がそのまま出荷されてしまう率が高いです。ウォッシュド等の水を使う精製方法なら、豆を水につけた時に未成熟豆は浮くので取り除かれる率が高いのですが、仕方ないですね。
私はそこまで安いブラジル豆を買ったことはありませんが、ブラジル豆は、他の国の豆よりも未成熟豆が入っている率が高いと言う印象です。未成熟豆は、明らかに豆に色がついていないのでわかりやすいと思いますので、気がついたらはじくのも良いと思います。

おすすめ理由

コロンビア

挽き方、淹れ方でいろんな味にできるのが楽しいです。粗目に挽いて酸味を楽しんだり、細目に挽いて苦味やコクを出す(と言っても浅煎り~中煎りなのでそこまでの苦味やコクではありません)のも良いっです。また、どんな味にしても優しい感じで、飲むとほっとするのも良いです。


ブラジル

主張が控えめなので、砂糖やミルクとの相性はもちろん、カフェオレやラテにもばっちり合います。また、多種の豆をブレンドする場合のベースとしても良い感じです。

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