そんな特別な事はしていませんが、備忘もかねてメモしておきます。
対象は「浅煎り」と「中煎り」
私はほぼ深煎りコーヒーを飲まないので、対象は「浅煎り」と「中煎り」コーヒーです。
状況に応じて変えるもの
淹れる手順は固定ですが、以下は状況に応じて変更します。
豆量
豆とお湯(投入湯量)の比率は1:15~15.7くらいで、基本は以下です。
淹れる量 | 豆量 |
---|---|
一人分 | 20g |
二人分 | 32g |
湯量
うちではマグカップで飲む事がほとんどなので、以下のような感じです。
淹れる量 | 投入湯量 | 抽出量 |
---|---|---|
一人分(マグカップ) | 300ml | 270ml |
二人分(マグカップ) | 500ml | 450ml |
湯温
一人で飲む場合は、湯温が低めなのは、私が温めのコーヒーが好きだからです。
淹れる量 | 浅煎り | 中煎り |
---|---|---|
一人分 | 97℃ | 88℃ |
二人分 | 100℃ | 100℃ |
挽き目
TimeMoreC3で14クリックを基準に飲んでみて、どうしたいかによって、だいたい12~20クリックの間で以下のように変えます。
どうしたいか? | どうするか |
---|---|
酸味を抑えたい (酸味以外を強くしたい) | クリック数を減らす(13,12) →細かくなるので抽出効率が上がり酸味以外が出やすくなる |
酸味を引き立てたい (酸味以外を抑えたい) | クリック数を増やす(15,16,17,18,19,20) →粗くなる抽出効率が上がり酸味以外が出にくくなる |
浸漬時間
浸漬時間そのものは、湯量にかかわらず、注ぎ始めから3分にします。
ロックを解放してコーヒーを落としはじめてから、終了までの時間は、湯量と使う豆の種類によって以下のように変えます。
淹れる量 | コーヒーを落としはじめてからドリッパーをはずすまでの時間 |
---|---|
一人分 | 45秒 →エチオピアなどの落ちるのが遅い豆や挽き目を細かくした場合は60秒 |
二人分 | 60秒 →エチオピアなどの落ちるのが遅い豆や挽き目を細かくした場合は90秒 |
具体的な淹れ方
だいたいこんな感じの手順で淹れています。
- 漏れ止め
そのまま淹れると1~2滴ドリッパーの下にこぼれる事がありますので、内側をちょっと濡らし、軽くシリコンボール(栓)を押し込みます。 - ペーパーと粉をセット
ペーパーと粉をセットします。
お湯を500ml投入するとドリッパーの縁ぎりぎりまで注ぐ事になります。
500ml投入するとこんな感じ
その場合は、ペーパーを安定させるため、ペーパー下の隅2か所を軽くつぶしてからセットします。
- タイマーをスタートして湯を1/3~1/2程度注ぐ
タイマーをスタートさせ、お湯を全体量の1/2~1/3程度注ぎます。注ぎかたは何でも良いです。
1/2~1/3程度にしているのは、この後スプーンで攪拌する際にこぼれるのを防ぐためです。攪拌の目的はすべての豆がしっかりお湯とまぜる(抽出効率をあげる)ためなので、全量注いだうえで攪拌した方が良いのですが、こぼすと面倒なので・・・自信のある方は全量注いでから攪拌でOKです。 - 攪拌
スプーンで5~10回程度攪拌します。
浅煎りの場合は、粉が沈殿してかたまりやすいので、気をつけて攪拌してください。 - 残りの湯を注ぐ
残りの湯を注ぎます。注ぎかたはこぼさなければ何でも良いです。 - 待機
3でスタートしたタイマーを確認して3分たつまで待機します。
この時間を3分固定にしているのは、浸漬時間をかえてもさほど濃度や味に変化がないので、手順を単純化する方を優先しているからです。
この時間を調整する場合は、短くしすぎて未抽出にならないように、また、長くしすぎて雑味やエグミがですぎないよう注意してください。
待機時には、なるべく冷めないようにドリッパー付属の蓋をしても良いかもしれません。私は酸味系の豆を飲むことが多く、少し冷めるのはむしろ好都合なので蓋はしません。 - コーヒーを落とす
ドリッパーをサーバーやカップにのせてコーヒーを落とします。
その後もタイマーを見て、所定の待機時間になったら、ドリッパー内にコーヒーが残っていてもドリッパーをはずします。
待機時間の基本は、
・一人分の場合は45秒、二人分の場合は60秒
・エチオピア等のお湯が落ちるのが遅い豆や挽き目を細かくした場合は、
一人分の場合は60秒、二人分の場合は90秒
です。 - 出来上がり
出来上がりです。良くまぜてから飲みます!
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以上
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